Up 2009.12.12 稲取 Slideshow

この日、伊豆海洋公園で潜って、河津温泉で泊まる予定でいた。
満潮が午後1時くらいだったので、朝はゆっくり出発したが、134号を走っていると波が高く、波しぶきが雨のように車の上に降り注ぐ。
東伊豆のポイントの海況を確認したが、伊豆海洋公園・八幡野・富戸・川奈すべてクローズド。
西湘の根府川ですらクローズドだ。

あちこち調べて稲取マリンスポーツセンターに電話で問い合わせたところ潜れるとの事。
急遽、稲取へ向かった。

ショップは大きなホテル銀水荘の奥というか並びで、海岸に面したところにある。
駐車場も広く、施設も充実していて富戸の温泉丸のような船型の温泉があって海をながめながら温まる事もできる。なによりセルフでのんびり潜れるのがありがたい。

防波堤のある入り江のポイントなので東伊豆の他のポイントが全滅の中、潜る事が可能なのだろう。
ショップの目の前にあるエントリー口は台風で壊れてしまっており、少し離れた藤三港の防波堤までトラックで機材を運んでもらってエントリーする。(志津摩ビーチ水中マップ

準備をしてエントリー口へ向かった。潜水注意のコンディションなので、大きな波が来る間合いを見て潜ってしまわないとならない。コンクリートのスロープがあるので、海況が良い時はエントリーは楽だろうと思う。
この日は波がくるので、En Exはちとつらかった。

しかし、潜ってしまえば、多少うねりはあるものの、ガイドロープが沖まで300m真っ直ぐに張られているので、わかりやすい。距離もそれなりにあるので、楽しめる。海藻が豊富な海で白い砂地の風景も静寂を感じてよかった。
混んでいないのも魅力の一つだろう。

1本目はカワハギ、ブダイ、キタマクラ、キンギョハナダイ、コスジイシモチ、タカナノハダイ、ハコフブなどに遭った。海藻が豊かなためか、巨大なサザエやニシ貝があちこちにいた。ドンブリくらいのサイズなのだ。1本目はロープ沿いにカメがいたそうだが、遭えなくて残念!

2本目もロープ沿いに進んでいき、ロープの終わりまで行って戻ってきた。この先の根にクマノミやミツボシクロスズメがいるそうなので、次回はリベンジしたい。初めてのポイントなので引き返した。
途中でバディが大きなフグを発見して追っていったが、あとでショップの人に聞いたらヒガンフグだそうだ。
大きなアオヤガラにも遭遇し、岩のすきまにマツカサウオを発見してパチリ。岩の上にはヤマドリがいたが、海藻と同化してうまく撮れなかった。

その後、バディがカミソリウオとニシキフウライウオのペアを発見!
うねりがあるのでなかなかピントが合わず苦戦するも、なんとか撮影した。
2本目の終わり頃にバディがエア切れ、安全停止でオクトを貸した。

天気が良かったので、フリース上下のインナーでは暑くて汗をかくくらいの陽気で、海の中も水温は浅いところでは21度あり、あたたかかった。1時間潜っていても全く寒さは感じなかった。


12/12 1本目 稲取・藤三港(セルフダイビング)潜水注意
潜水時間59分 開始時11:24 浮上時12:23 Max14.9m Avg8.5m
水温20-21度 気温17度 透明度10-15m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)

12/12 2本目 稲取・藤三港(セルフダイビング)潜水注意
潜水時間51分 開始時14:06 浮上時14:57 Max17.7m Avg12.2m
水温20-21度 気温17度 透明度10-15m 残圧(200→)90 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)

ウミウチワ
PC120118
水色のカイメン
PC120071
点在する根
PC120083
砂地
PC120084
ガイドロープ
PC120085
ヒトデ
PC120087
コスジイシモチ
PC120091
キタマクラ
PC120094
ニシ貝
PC120098
バディ
PC120099
サザエ
PC120100
ソラスズメダイ
PC120106
ニシキフウライウオ
PC120131
マツカサウオ
PC120137
ウツボ
PC120149
ヤギ
PC120121

Total images: 16 | Last update: 09/12/14 14:21 | Made with JAlbum & Chameleon | Help